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当院のリハビリ

本場イタリアの脳リハ(認知神経リハビリテーション)

本場イタリアの脳リハ(認知神経リハビリテーション)

 未だ日本では十分に浸透しているとはいえない「脳リハ」は、1980年代にイタリアで始まりました。
身体に麻痺の症状が現れた際、固まって異常が出ているのは運動器ではなく「感覚器」ではないか?また感覚は個別で外部からは見えない内的なことが多い、よってその状況を一方的に専門家が捉えることはできない、だから患者自らに語ってもらうことを専門家は促し大切にすること、脳と身体の対話こそ麻痺に有効ではないかという考えで発展してきたリハビリです。
   脳や神経の病気で動きにくくなった身体は、不安や恐怖、落ち着けない、実感が持てないなどメンタルな影響も関連し、異常な反射や緊張を高めています。 
   だから 脳リハの方法は、脳の働き方と身体症状、心の状態まで、統合的に捉えることが必要なため、患者それぞれに対応した個別なユニークなものばかり、飽きることが少ない方法と言われることがあります。
  
   麻痺が起こる原因は様々で取り除く方法も様々なものがあります。運動器だけではなく「脳リハ」も選択肢のひとつとし、必要とされる皆様にこの新しい「脳と対話をするリハビリ技法」を提供をし、あなたの麻痺の改善にお役立ていただければ幸いです。  

治療方法

治療に用いるのは、本場イタリアで開発された訓練器具です。
訓練器具といっても様々な種類があり、患者様それぞれに最も適切な治療を実現できます。
また認知運動療法のセラピストなど、専門的治療ができるスタッフも配置しておりますので、安心した治療が可能です。

「麻痺だから仕方がないとあきらめていませんか?」

「麻痺だから仕方がないとあきらめていませんか?」

   歩く時に怖い、体が不安定、動きがぎこちない、混乱する、内半尖足,分回し歩行、手は握って固まってしまう、健常な人には分からない症状ばかりの麻痺症状 。これらは脳からの異常な命令により出ている信号です。これを放置したまま、筋力増強、強化を促す運動は、怖さ、不安定さ、ぎこちなさをそのままでは、混乱、悪化して当然です。これらを放置した状況での運動やリハビリを行うことを私たちはお勧めできません。それはさらに不安や怖さぎこちなさを増すこととなり、運動面では痙性を高め代償運動を増やし、内半尖足や分回し歩行、手の握りを悪化させます。(※痙性:脳・神経の反射亢進で筋の異常な反射や緊張 代償運動:正常な動きとは違う効率が悪く疲労や緊張を強くする)

「不安や恐怖 動きの不安定さが脳リハで改善するのはなぜですか?」

「不安や恐怖 動きの不安定さが脳リハで改善するのはなぜですか?」

 自身で脳の命令を正す方法をセラピストと共に学び、麻痺の身体を動かすし実感を取り戻す訓練を行うからです。これら麻痺の状態を改善させるのに「脳リハ」は効果的と考えられています。脳からの間違った命令に気づけるようになり、命令を修正してから本来の運動を学習させる。自ら身体のことをじっくり考え理解して動かすコツを掴むのです。メンタルも含め脳と身体が対話を行いながら運動するので、麻痺の改善には効果的です。代償運動させないで、本来の動きを取り戻せる丁寧なリハビリ、それが「脳リハ」認知神経リハビリテーションです。

リハビリの実際例紹介

リハビリの実際例紹介

内半尖足の緊張(感覚錯覚の固定を治す)

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車椅子から歩行への挑戦

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やる気がないとご誤解され機能低下をしていた左片麻痺の方

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手のリハビリ17種(個別対応に応える対応力)

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交通事故や脳梗塞などで痙性麻痺になってしまった患者さんのリハビリなら名古屋市千種区の『リハジムこるくぼーど』

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